無線LANの最新セキュリティプロトコル「WPA3」は、簡単かつ安全なWi-Fiアクセスを実現する新機能を個人および企業に提供する。
Wi-Fiアクセスのセキュリティは長年、パブリックネットワークなどの無線ネットワークやIoT(モノのインターネット)デバイスのアキレス腱となってきた。だが対策も進んでいる。Wi-Fiの利用を促進する非営利業界団体Wi-Fi Allianceは、セキュリティプロトコル「Wi-Fi Protected Access(WPA)」の最新版「WPA3」をサポートする製品の認定を開始した。
WPA3は、無線認証(特にIoTデバイスの)を簡素化し、新機能の導入とレガシー暗号化およびセキュリティプロトコルの削除によって、セキュリティを向上させることを目的としている。
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認証情報の盗難やフィッシング攻撃が横行するなど、セキュリティの主戦場となりつつあるのがアイデンティティーだ。しかし現状では、多くの組織でIT環境やアイデンティティーが分散、断片化しており、セキュリティリスクが高まっている。
認証情報を悪用する攻撃が増加したことで、確実な本人確認の手段として、多要素認証の採用が急速に拡大した。ただ、近年はパスワードレス認証の台頭やデバイスの多様化などを受け、多要素認証にさらなるアップデートも求められている。
AIエージェントが急速に普及する一方で、人間中心に設計された従来型のアイデンティティー管理とアクセス制御では、セキュリティリスクの拡大を防ぎきれない恐れがある。そこで注目したいのが、生成AIに特化して開発された認証基盤だ。
ビジネスの主戦場がグローバル化する中、顧客を理解してニーズに対応することの重要性が高まっている。そこで注目されているのがカスタマーアイデンティティーとアクセス管理(CIAM)だ。本資料ではある調査を基にCIAMの重要性を解説する。
リモートワークやクラウドサービスの導入が拡大する中、ゼロトラストの重要性が高まっている。そして、その実現手段として注目されているのがSASEだ。本資料では、ゼロトラストの考え方やSASEの必要性などをマンガで解説する。
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