無線LAN新プロトコル「WPA3」の目玉は認証簡素化、暗号強化、IoT対応最新Wi-Fiセキュリティプロトコルの進化

無線LANの最新セキュリティプロトコル「WPA3」は、簡単かつ安全なWi-Fiアクセスを実現する新機能を個人および企業に提供する。

2018年07月17日 05時00分 公開
[Peter LoshinITmedia]

関連キーワード

Wi-Fi | 無線LAN | iPad | Cisco Systems | 暗号化


 Wi-Fiアクセスのセキュリティは長年、パブリックネットワークなどの無線ネットワークやIoT(モノのインターネット)デバイスのアキレス腱となってきた。だが対策も進んでいる。Wi-Fiの利用を促進する非営利業界団体Wi-Fi Allianceは、セキュリティプロトコル「Wi-Fi Protected Access(WPA)」の最新版「WPA3」をサポートする製品の認定を開始した。

 WPA3は、無線認証(特にIoTデバイスの)を簡素化し、新機能の導入とレガシー暗号化およびセキュリティプロトコルの削除によって、セキュリティを向上させることを目的としている。

広く採用されるのは2019年か

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

新着ホワイトペーパー

製品資料 Okta Japan株式会社

「アイデンティティーの断片化」が招くセキュリティリスクとその解消方法

認証情報の盗難やフィッシング攻撃が横行するなど、セキュリティの主戦場となりつつあるのがアイデンティティーだ。しかし現状では、多くの組織でIT環境やアイデンティティーが分散、断片化しており、セキュリティリスクが高まっている。

製品資料 Okta Japan株式会社

多要素認証導入ガイド:多発する「認証情報の悪用」はどうすれば防げるのか

認証情報を悪用する攻撃が増加したことで、確実な本人確認の手段として、多要素認証の採用が急速に拡大した。ただ、近年はパスワードレス認証の台頭やデバイスの多様化などを受け、多要素認証にさらなるアップデートも求められている。

製品資料 Okta Japan株式会社

AIエージェントの課題はセキュリティ? アイデンティティーの脅威から守るには

AIエージェントが急速に普及する一方で、人間中心に設計された従来型のアイデンティティー管理とアクセス制御では、セキュリティリスクの拡大を防ぎきれない恐れがある。そこで注目したいのが、生成AIに特化して開発された認証基盤だ。

市場調査・トレンド Okta Japan株式会社

AI時代に顧客の信頼を獲得/維持するためのカギ、調査で見えた「CIAM」の重要性

ビジネスの主戦場がグローバル化する中、顧客を理解してニーズに対応することの重要性が高まっている。そこで注目されているのがカスタマーアイデンティティーとアクセス管理(CIAM)だ。本資料ではある調査を基にCIAMの重要性を解説する。

製品資料 フォーティネットジャパン合同会社

マンガで解説:「ゼロトラスト」「SASE」の必要性とメリット

リモートワークやクラウドサービスの導入が拡大する中、ゼロトラストの重要性が高まっている。そして、その実現手段として注目されているのがSASEだ。本資料では、ゼロトラストの考え方やSASEの必要性などをマンガで解説する。

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...